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2023.09.11

  • 暮らしの講座

高低差のある土地に住宅を建てたい|メリットとデメリットを解説

高低差のある土地

住宅を建てようと土地を探していると、道路に対して高低差のある土地を見つけ、価格も安いため、購入を検討している方もいることでしょう。しかし、価格が安いからといって安易に高低差のある土地を購入してしまうと住宅を建ててから後悔する可能性があります。

そこで、今回は高低差のある土地について、概要を詳しく解説しつつ、メリットとデメリットをわかりやすく解説します。

記事の後半では、高低差のある土地を購入する際の注意点についても紹介しているので、これから高低差のある土地に住宅を建てようと考えている方は参考にされてください。

 

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1.高低差のある土地とは?

高低差のある土地

高低差のある土地とは、隣接する道路に対して、高い位置、もしくは低い位置にある土地を指し、山の中腹や山を削って住宅地にした場所に多く見受けられます。

道路に対して高い場所にある土地は、見晴らしがよく、日当たりが良いですが、住宅に入る際に坂道や階段を作らなければならない場合もあります。

また、道路に対して低い土地であれば、入り口を2階にして、リビングを1階にするとプライバシーが守られやすくなる一方、水害に合う可能性があります。

高低差のある土地は、住宅の設計を工夫することで快適な住環境を実現できますが、デメリットもあることを理解しておかなければなりません。

 

2.高低差のある土地のメリット

高低差のある土地を購入するメリットは、主に以下の2つが挙げられます。

高低差のある土地のメリット
  • 土地価格が安い
  • オリジナリティの高い住宅を建てられる

それぞれのメリットを詳しく解説します。

土地の価格が安い

高低差のある土地は、家を建てるために土地を整備する工事が必要となるため、人気があまりなく、価格が安い傾向にあります。

人気のエリアであれば別ですが、高低差のない土地と比べると安くなるため、住宅を建てる予算を少しでも減らしたい人であれば、高低差のある土地も選択肢の一つとなるでしょう。

ただ、デメリットでも解説しますが、家を建てるまでの工事が増える可能性が大きいため、トータルで支払う金額には差が出にくいことは理解しておかなければなりません。

オリジナリティの高い住宅を建てられる

高低差のある土地を購入すると、道路との高低差に合わせて工夫した設計の住宅を建てる必要があるため、オリジナリティの高い住宅が建てられます。

例えば、道路より低い土地に住宅を建てる場合には、2階に玄関を設置して、1階に寝室や子供部屋を設計したり、リビングを2階に置いたりと、その土地の形状に合わせた住宅を建てる必要があります。

土地の状況に合わせたオリジナリティの高い住宅を建てるためには、注文住宅を請け負っているハウスメーカーに依頼しなければなりません。

 

3.高低差のある土地のデメリット

高低差のある土地を購入するデメリットは、主に以下の2つがあります。

高低差のある土地のデメリット
  • 建築期間が長くなる
  • 工事費用が高くなる可能性がある

それぞれのデメリットを詳しく解説します。

建築期間が長くなる

高低差のある土地を購入し、住宅をたてる際には、建築期間が長くなる可能性があります。

高低差のある土地の場合には、住宅を建てる前に造成工事や地盤改良工事をしなければならないため、通常の土地に住宅を建てる期間よりも長くなってしまいます。

購入する土地によっては、大規模な盛り土をしたり、掘り出したりする必要があるため、土地を購入する前にハウスメーカーとよく相談しておきましょう。

工事費用が高くなる可能性がある

高低差のある土地は、あまり人気がないため、土地の価格自体は安いですが、追加で工事をしなければならないため、予算は高くなってしまいます。

外構工事でも通常の土地では必要のない柵やコンクリートを打つ作業などが追加になるため、その分の費用が発生します。

高低差のある土地の価格が安いからといって、すぐに土地だけを購入してしまうと、総合的な金額が高くなる可能性があるため、十分に検討しなければなりません。

 

4.高低差のある土地に住宅を建てるために必要な工事

高低差のある土地

高低差のある土地に住宅を建てる際には、建物本体を建築する前や住宅を建てた後に以下の3つの工事が必要になります。

必要な工事
  • 造成工事
  • 外構工事
  • 地盤改良工事

それぞれの工事がどのような内容かを詳しく解説します。

1.造成工事

造成工事とは、住宅が建てられるように土地を整地する工事を指します。

例えば、隣接する道路に対して高く、傾斜がある土地であれば、切土を行い、住宅が建てられるように整地を行います。また、低い土地であれば盛土を行い、住宅が建てられる環境を作ります。

購入する予定の土地が整地されていれば、造成工事は必要ないため、購入する前にハウスメーカーに土地を確認してもらいましょう。

2.外構工事

外構工事は、建物周りの工事で、塀や駐車場を作ったり、コンクリートで整地したりする作業を指します。

高低差のある土地では、道路へのアプローチが重要となるため、外構工事の設計にも配慮が必要です。例えば、高い土地に住宅を建てた場合には、道路に降りる際になだらかな勾配の坂を作らなければ、出入りのしにくい家になってしまいます。

高低差のある土地で住宅を建てる場合には、外構にも気をつけなければなりません。

3.地盤改良工事

高低差のある土地に限らず、住宅を建てる際には法律で義務付けられた地盤調査を行い、もし弱い地盤と判明した場合には、地盤改良工事が必要になります。地盤調査の一般的な相場は調査の種類にもよりますが、5万〜30万円程度です。

土地を購入する前や分譲地を契約する前に、地盤調査が済んでいるかを確認しておくと、調査をしなくても良い場合もあります。購入した土地の地盤調査をする場合には、見積もりの中にある地盤調査費の項目を確認して、どのくらいの費用が発生するのかを確認しておきましょう。

地盤調査については、別記事「新築時に地盤調査は必須!費用と3つの方法を解説」で詳しく紹介しています。

地盤が基準よりも弱いと判明した場合には、必ず改良工事を行います。地盤改良工法は改良前の地盤の状態により3つの種類が使い分けられ、工法によって費用や工事期間が変わります。

  1. 表層改良工法
  2. 柱状改良工法
  3. 鋼管杭工法

地盤改良工事についての詳細は、別記事「地盤改良工事とは?工事の種類や費用、施工期間を解説」を参考にされてください。

 

5.高低差のある土地を購入する際の注意点

高低差のある土地を購入する際には、以下の2つを確認しましょう。

土地購入時の注意点
  • 工事費用がどのくらい増えるかを確認する
  • 土地の形状に合った住宅を建てられるハウスメーカーに依頼する

それぞれの注意点を詳しく解説します。

工事費用がどのくらい増えるかを確認する

高低差のある土地を購入する際には、土地の造成工事や外構工事の費用がどのくらいになるかを確認しておきましょう。

高低差のある土地は、通常の平坦な土地と比べると価格が安い傾向にありますが、ただ安いからといって買ってしまうと、工事費用が高くなり、トータルで支払う金額が高くなってしまう可能性があります。

そのため、どの工事を施工する必要があるのかと発生する工事費用をハウスメーカーに確認しておくと安心です。

土地の形状に合った住宅を建てられるハウスメーカーに依頼する

高低差のある土地は、形状が特殊な場合が多く、その土地に合った住宅を建てなければならないため、注文住宅を建てられるハウスメーカーに依頼しなければなりません。

注文住宅を建てられるハウスメーカーでも、高低差を配慮して設計してくれるとは限らないので、慎重にハウスメーカーを選びましょう。

注文住宅のエソラでは、高低差のある土地に住宅を建てた実績があります。例えば、以下の住宅は、道路に対して少し高い土地に建てた住宅です。

注文住宅 西宮市

物件紹介ページ:緑と陽が心地いい家

高い土地を活かし、見晴らしの良い快適な住宅を実現しています。こちらはモデルハウスになっているので、いつでも見学が可能です。土日や休日などお好きな日程でご予約していただけますので、お問い合わせください。

 

6.まとめ

今回は、高低差のある土地について、概要と購入するメリット、デメリットを詳しく解説しました。

高低差のある土地は、価格が安い一方、工事が必要になり、住宅完成までに時間を要するデメリットがあります。

ただ、自分だけのオリジナリティの高い住宅を建てられるメリットもあるため、これから高低差のある土地に住宅を建てようと考えている方は参考にされてください。

 

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