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2023.08.19

  • 暮らしの講座

注文住宅を建てる前から、虫対策ができる!安心して生活するための7つの対策

注文住宅 虫対策

これから注文住宅を建てようと考えているとき、「絶対に害虫を寄せ付けたくない!」と考えている人は少なくありません。注文住宅を建てる際には、シロアリ対策や網戸などの虫対策が行われていますが、それだけでは完全に虫を遮断することはできません。

設計の段階から、虫対策がどのように行われているかが気になる方も少なくないはずです。

そこで、本記事では、注文住宅を建てる際にできる虫対策と建てた後にできる虫対策について詳しく解説します。虫は衛生面においても建物に対しても悪い影響を及ぼすため、注文住宅を建てる前にできる対策について理解しておきましょう。

 

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1.注文住宅で虫対策をしなかった場合の被害

注文住宅で虫対策をしなかった場合には、ただ汚かったり、怖いだけでなく、衛生面、健康面、建物にも影響を及ぼす可能性があります。

衛生面の被害

ゴキブリなどが触れた食器や食べ物は雑菌が付着し、害を及ぼします。

特にゴキブリは暗く湿気が多い場所を好むため、食器棚やパントリーに侵入し、食器や食べ物に触れてしまいます。体に雑菌が付着しているため様々な場所を動き回ることで、ただ触れただけでも衛生面に影響を与えてしまうでしょう。

健康面の被害

健康面においては、ハチやムカデに噛まれてしまう被害があります。特にハチにおいては、刺されてしまうと死亡に至る可能性もあるため注意が必要です。

他にもダニやノミに噛まれて炎症を起こしてしまう被害もあります。特にダニは見えにくい害虫ですので、そのまま生活を続けると、アトピー性皮膚炎やぜん息を引き起こすなど、健康面に害を及ぼします。

建物への被害

害虫による建物の被害で代表的なものは、シロアリによる木材への被害です。

床下の柱に巣を作り、木材を腐らせてしまいます。シロアリの被害が大きくなると、最悪の場合には耐久性が低くなり、住めなくなる可能性もあるため、事前に対策しておかなければなりません。

 

2.注文住宅を建てる前にできる虫対策

注文住宅 虫対策

住宅のみならず、人にまで影響を及ぼす虫に対しては、住宅を建てる前には以下の対策がおすすめです。

設計時からできること
  • 虫が出にくい土地を選ぶ
  • 虫を寄せ付けない設備や設計にする
  • シロアリ対策をする
  • 外構に気をつける

それぞれの対策を詳しく解説します。

1.虫が出にくい土地を選ぶ

住宅を建てる前に、土地選びから虫対策は可能です。

住宅に影響を及ぼす虫のほとんどは、湿気を好むため、用水路や川が近いだけでも虫が多い傾向にあります。また、森や竹林などの近い土地も虫が発生しやすい環境といえます。

さらに、飲食店の近くでもゴミや残飯に群がるゴキブリなどの害虫が発生しやすくなるため、住宅を建てる前に土地周りの環境を十分に調べておきましょう。

2.虫を寄せ付けない設備や設計にする

注文住宅を建てる際には、設備や設計に対しても虫対策が必須です。例えば、以下のような虫対策があります。

  • 換気口や給気口にはフィルターを取りつける
  • ドアにも網戸をつける
  • 気密性の高いサッシを多用する

上記の虫対策は、住宅における隙間をできるだけ無くすための工夫です。

事前に虫が入りそうな隙間がある場所を洗い出して、フィルターや網戸などを付けておけば、虫の侵入を防ぐことができます。

Point◆換気方法を工夫する建設

室内の空気を入れ替えるため、住宅には必ず換気システムが必要です。賃貸などに多い換気扇の設置だけでは、開放した窓や換気扇の隙間から害虫が侵入する可能性が高くなります。

そこで、換気をシステム管理する「全熱交換型換気システム」を取り入れることで、外からの虫の侵入を防ぎながら、快適に家中の換気をすることが可能になります。窓を開けての換気の必要が無いため、害虫の侵入経路である窓や網戸の隙間、換気扇、通気口からの侵入の可能性が殆どありません。

さらに調湿効果により室内の湿度も抑え、ダニやゴキブリの住みにくい環境を整えてくれます。特にダニを放置してそのまま生活を続けると、アトピー性皮膚炎やぜん息を引き起こすなど、健康面にも害を及ぼします。

家の新築時にできるだけ、これらの害虫を宅内に入れないような対策をとっておきたいものです。注文住宅をお考えの際には、一度エソラにご相談ください。

3.シロアリ対策

シロアリ対策は、現在ではどの住宅会社も実施している虫対策です。

しかし、住宅会社によってシロアリ対策の方法に違いがあるため、打ち合わせの時点でどのような対策を行うのか、その効果はどのくらいか、アフターフォローがあるかどうかなどを確認しておくと良いです。

住宅会社を選ぶ際には、シロアリ対策が確実に行われているかも選択の基準として設けていてもよいかもしれません。

4.外構にも気を付ける

外構を設計する際にも虫対策は必要です。例えば、以下のような工夫で虫対策ができます。

  • 虫を寄せ付けない植物を植える
  • 水溜りができないような工夫をする
  • 草が生えないようにする

ハーブなどの植物は虫を寄せ付けないため、家の周りに植えておくだけでも虫対策になります。また、コンクリートでは水溜りができてしまうため、砂利を使用する方法も得策です。

 

3.住宅入居後にできる虫対策

注文住宅 虫対策

入居した後からでも虫対策は必須です。なぜなら、設備や設計だけでは虫対策が完璧ではないからです。住宅入居後にできる虫対策は以下の3つです。

入居後にできること
  • 段ボールや枯葉などのゴミを片付ける
  • 虫が侵入する場所を塞ぐ
  • 湿気対策をする

5.段ボールや枯葉などのゴミを片付ける

新居に引っ越した際に出るダンボールには、ゴキブリが潜んでいたり、ゴキブリの卵が隠れていたりするため、片付けが終わったらすぐに捨てるようにしましょう。また、庭に集まる枯葉は、害虫の巣の元にもなりやすいため、こまめに掃除しておくと良いです。

自宅から出たゴミは、できるだけ早く出して、住宅周りに溜めないようにする工夫も必要です。

6.虫が侵入する場所を塞ぐ

虫は住宅のどこかしらの隙間から侵入する場合がほとんどです。そのため、新居に引っ越す際に、住宅の周りを見渡し、隙間があれば塞いでおくと効果的です。

特にエアコンの室外機についている排水用のホースからゴキブリなどが侵入するため、専用のキャップを付けるなどの対策をしておきましょう。

7.湿気対策をする

虫は湿気があるところを好むため、常に湿気対策が必要です。特に夏は湿気が多いため、除湿機を稼働させたり、虫が好みそうな暗い場所には除湿剤を置いておくだけでも効果を発揮するでしょう。

また、浴室やトイレなどの水回りも湿気が多いため、水分を拭き取っておくなどの日頃の対策は忘れないようにしましょう。

 

4.住宅に入ってくる虫の種類と特徴

住宅に入ってくる虫はおおよそこの5種類がいます。

  • ダニ
  • ゴキブリ
  • ムカデ
  • ハチ

それぞれの虫の特徴を解説します。特徴を理解して、どのように防げば良いかのヒントにしてください。写真は出てこないので安心してご覧ください。

ダニ

高温多湿を好むダニは戸外から侵入してきたり、動植物に寄生したりして家内に棲息しています。ダニやダニの死骸・糞はアレルギー症状を引き起こし、アトピー性皮膚炎やぜん息の原因となります。

侵入経路
  • 窓や網戸の隙間
  • ペットへの付着や寄生
  • 湿気による室内繁殖

ゴキブリ

ゴキブリは、古来から生息している生命力の強い害虫です。残飯や落ちている食べ物だけでなく、人の髪や垢まで食べて、寒い冬を住宅に住み着いて乗り越えます。

ゴキブリの住宅への侵入経路は、窓や網戸の隙間、換気扇や通気口、エアコンです。引越しの際にダンボールの隙間に身を隠し、侵入することもあります。

侵入経路
  • 窓や網戸の隙間
  • 換気扇や通気口
  • エアコンの排水口

夏に大量発生する蚊は、花の蜜や人の血を栄養源としています。蚊に刺されるとアレルギー反応を起こしてかゆくなるだけでなく、感染症を運び、広める恐れがあります。

蚊の住宅への侵入経路は、玄関や窓、換気口が多く、人にくっついて侵入する場合もあります。

侵入経路
  • 窓や網戸の隙間
  • 換気扇や通気口
  • 人の出入り

ムカデ

ムカデは、春から秋にかけて活動する夜行性の害虫です。ゴキブリやクモなどの虫を食べる肉食で、餌を追いかけて住宅に侵入します。

ムカデに噛まれると激痛を伴い、腫れ上がります。過去にムカデに噛まれた人が再び噛まれるとアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。

侵入経路
  • 天井裏
  • 床下
  • 換気扇

ハチ

ハチの中でも人に害を与える種類は、スズメバチとアシナガバチです。特にスズメバチは、刺されるとアナフィラキシーショックにより死亡する可能性もある恐ろしい害虫です。

ハチは、換気扇や窓の隙間、エアコンから侵入する可能性がありますが、住宅の周りに巣を作る危険性もあるため注意が必要です。

侵入経路
  • 窓や網戸の隙間
  • 換気扇や通気口
  • エアコンの排水口

 

5.まとめ

注文住宅 虫対策

今回は注文住宅における虫対策について、虫の特徴から被害内容、詳しい対策について解説しました。

虫は不快に感じるだけでなく、健康面や建物自体にも影響を与えるため、事前の対策が必要です。

虫は、湿気が多く、暗い場所を好むため、湿気対策をしたり、侵入口を事前に塞いでおくだけでも効果的です。また、外で虫を寄せ付けないためにも枯葉やゴミは常に片付けておくように心がけてください。

住宅会社によってシロアリなどの虫対策方法は異なるため、打ち合わせの時点でどのような対策をして、どのくらい効果があるかを聞いておくと安心です。

安心して生活するためにも、効果的な虫対策を理解しておきましょう。

 

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