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2025.10.26

  • 暮らしの講座

落ち着く寝室を作る5つのポイントを解説!レイアウトのコツや注意点も紹介

「落ち着いて過ごせる寝室を作りたい」

「寝室もせっかくならおしゃれにこだわりたい」

日々の疲れを癒す寝室は、心身ともに落ち着ける環境にしたいですよね。

お家づくりをする際に、リビングやキッチン、お庭にこだわる人は多いです。しかし、寝室にこだわる人はあまり多くないように感じます。

ただ、人間は人生のなかでも多くの時間を睡眠に充てています。長い時間を過ごすことになる寝室は、いくつかのポイントをおさえて落ち着ける環境にすることが重要です。

本記事では、落ち着く寝室の作り方やレイアウトのポイント、寝室作りの際の注意点を解説します。

 

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1.落ち着く寝室の作り方

寝室は1日の疲れを癒してリフレッシュするための場所です。ぐっすり眠れる環境を作りたい人は、以下のポイントをおさえて寝室を作りましょう。

落ち着く寝室の作り方
  • 落ち着いたカラーに統一する
  • 暖色系のほんのりとした照明を使う
  • 適切な温度や湿度を保つ
  • 外からの音や振動が届きにくい工夫をする
  • 風水が気になる人は方角にこだわる

落ち着いたカラーに統一する

寝室は視覚的な刺激を極力抑えることが重要です。カラフルな色や強い柄は、脳を活性化させてしまい、眠りを妨げる可能性があります。

寝室の壁や天井などの内装、寝具は、以下のような落ち着いたカラーに統一しましょう。

  • ベージュ
  • アイボリー
  • グレー
  • ブルー

淡いカラーで空間をまとめることで、柔らかく落ち着いた雰囲気の寝室になります。

暖色系のほんのりとした照明を使う

寝室の照明は、白色系の明るいものは避けましょう。

白色系の照明にはエネルギーの強い「ブルーライト」が多く含まれており、心地よい睡眠を促すメラトニンの分泌を抑制する作用があります。寝室で白色系の光を浴びていると、脳や身体を落ち着かせることができず、質のよい睡眠が取れません。

そのため寝室には、暖色系のほんのりとした照明を使いましょう。暖色系の光にすることで、心身をリラックスさせる「副交感神経」が刺激され、心地よい睡眠を促します。

また、照明は視界に直接光が入らないよう、床や壁を照らすように配置するのがおすすめです。視覚的な刺激が減り、より落ち着ける環境を作り出せます。

適切な温度や湿度を保つ

質の高い睡眠にとって、温度・湿度のコントロールは非常に重要です。

人が快眠できる理想的な環境は、一般的に温度20℃〜25℃、湿度50%〜60%と言われています。しかし、季節によって温度や湿度は大きく変化するため、季節にあわせて適切な温度や湿度を保つ工夫が必要となります。

たとえば、夏場はエアコンで室温を一定に保ち、湿度も軽減させることで質の高い睡眠がとれます。一方で冬場は、暖房とあわせて加湿器を活用し、適切な室温と湿度を保つことで心地よい眠りにつけます。

人間は睡眠についている間は、体温調節がうまくできなくなるため、エアコンや加湿器、除湿機などを活用して、適切な環境を作り出すことが重要です。

外からの音や振動が届きにくい工夫をする

音や振動は脳を刺激してしまい、意識していなくても眠りを浅くする原因となります。そのため寝室は、外からの音や振動が届きにくい工夫を施しましょう。

完璧に遮断するのは難しくても、以下のような工夫で音や振動の影響を大幅に減らせます。

  • 内窓を取り付ける二重窓にする
  • 厚手の遮光・遮音カーテンを取り付ける
  • 吸音マット・防音マットを使用する

外からの音や振動が届きにくい工夫をすることで、落ち着いて眠りにつける環境が作り出せますよ。

風水が気になる人は方角にこだわる

風水が気になる人は、方角にこだわるのもおすすめです。寝室の方角や配置にこだわることで、心理的な安心感と運気の上昇につながる可能性があります。

風水における寝室の方角としては、心身を休めるには北・北西、良い縁や夫婦円満には南東・南西などが推奨されます。

とくに寝室は「気の充電場所」とされるため、気になる方はぜひ試してみてください、

 

2.落ち着く寝室のレイアウトのポイント

落ち着く寝室を作り出すためには、レイアウトにもこだわることが重要です。ただベッドを置いただけの部屋ではなく、安らぎと機能性を両立させた寝室を作り出しましょう。

ここからは、落ち着く寝室のレイアウトのポイントを5つ解説します。

レイアウトのポイント
  • ベッド周りにスペースを作る
  • 必要最低限の家具だけ置く
  • 部屋の窓は南側や東側
  • 熟睡できる位置を意識してベッドを置く
  • 観葉植物やアロマ雑貨を取り入れる

ベッド周りにスペースを作る

ベッドは壁のすぐそばに寄せるのではなく、周りに一定のスペースを作りましょう。窮屈な空間は、無意識のうちに圧迫感やストレスを生み出します。

理想は、ベッドの両側に最低でも60cm〜90cmのスペースを確保することです。スペースに余裕があると圧迫感を感じず、過ごしやすい環境となります。

また、スペースに余裕があると、ベッド周りを整えたり、掃除をしたりする際も便利です。

必要最低限の家具だけ置く

落ち着ける寝室を作るには、家具を置きすぎないこともポイントです。物が多い部屋はそれだけで情報過多になり、脳や神経が休まらない原因となります。

また、家具が多いと部屋のスペースに余裕がなくなってしまいます。部屋に圧迫感が出てしまうおそれがあるので、寝室は必要最低限の家具だけ置くようにしましょう。

部屋の窓は南側や東側

部屋の窓は南側や東側にするのがおすすめです。朝日が差し込むことですっきりと目覚めやすい、日差しが入る時間のバランスがよいことで部屋の温度を保ちやすいなどのメリットがあります。

しかし、なかには「朝日が眩しすぎて少し不快」と感じる方もいらっしゃるでしょう。その場合は、日差しの角度や朝日が直接当たらない場所などを考えてベッドを設置しましょう。

熟睡できる位置を意識してベッドを置く

ベッドを置く場所は、部屋のなかでも熟睡できる位置を考えて設置することが大切です。たとえば、以下のポイントを考えて設置しましょう。

  • ドアの真正面ではないか
  • エアコンの風は直接当たらないか
  • 外からの冷気や熱気を受けやすくないか
  • 壁の振動や音の影響を受けないか

部屋全体を確認し、自分がもっとも落ち着ける場所を見つけましょう。

観葉植物やアロマ雑貨を取り入れる

観葉植物やアロマ雑貨を取り入れて、五感を満たす癒しをプラスしましょう。寝室に癒しのアイテムを取り入れることで、落ち着けるおしゃれな空間を作り出せます。

なかでも観葉植物は、視覚的な癒しだけでなく、空気を浄化する効果も期待できるのでおすすめです。日当たりや風通しが悪い場合や、こまめにお手入れするのが難しい場合は、フェイクグリーン(人工観葉植物)で代用してもよいでしょう。

また、アロマ雑貨を取り入れて、香りによるリラックス効果を楽しむのもおすすめです。ラベンダーやカモミールなどの鎮静作用のある香りを感じることで、心身ともにリラックスできます。

 

3.寝室作りの際の注意点

落ち着く寝室の作り方やレイアウトのポイントを解説しましたが、いくつかおさえておくべき注意点もあります。ここからは寝室作りの際の注意点を3つ解説します。

注意点
  • 家族のライフスタイルも考えて設計する
  • 寝具選びにもこだわる
  • 電子機器は極力置かないようにする

家族のライフスタイルも考えて設計する

「落ち着く寝室」は人によって違うため、家族のライフスタイルも考えて設計する必要があります。

たとえば夫婦での寝室の場合、同室にするか別室にするか、また同室の場合はベッドを1台にするか2台にするかなどを決めなければいけません。

起床・就寝時間に差がある場合は、別室の方がストレスなく暮らせる可能性もあります。ただし、同室でないことで関わることが少なくなり、関係性が悪くなってしまうケースも考えられます。

お互いの生活リズムを考慮したうえで、必ず家族で話し合って決めるようにしましょう。

寝具選びにもこだわる

部屋の雰囲気やレイアウトだけでなく、寝具選びにもこだわりましょう。マットレスや敷布団、枕は、自分の身体に合ったものを選ぶことが大切です。

また、シーツや布団カバーなどのリネン類についても、デザインだけでなく肌触りや保温性などを考慮したうえで選ぶのがおすすめです。

主に以下のポイントを考えて、寝具を選んでみてください。

  • 肌にやさしいリネンやコットンなどの天然素材を選ぶ
  • 夏は涼感のある素材、冬は保温性の高い素材など、季節に応じた寝具を選ぶ
  • 自分の身体に合った、正しい寝姿勢を保てる適度な硬さのマットレスを選ぶ
  • 首や肩の負担を減らし、心地よく眠れる枕の高さと硬さを調整する
  • 寝返り、体温調整がしやすい軽量で通気性のよい掛け布団を選ぶ

適切な寝具を選ぶことで、身体の健康や睡眠の質に大きく影響を与えます。

電子機器は極力置かないようにする

疲れが取れにくくなる観点から、寝室に電子機器は極力置かないことを推奨します。手軽だからといって、ベッドサイドにスマートフォンやタブレットなどを置くのは避けましょう。

科学的な影響については諸説ありますが、電子機器から発せられる電磁波は睡眠を妨げる可能性があります。

絶対に置いてはいけないというわけではありませんが、「深い眠りにつけない」「疲れが取れない」と悩んでいる場合は、電子機器を寝室に置かないことをおすすめします。

 

4.まとめ

落ち着く寝室の作り方やレイアウトのポイントをおさらいしましょう。

落ち着く寝室の作り方
  • 落ち着いたカラーに統一する
  • 暖色系のほんのりとした照明を使う
  • 適切な温度や湿度を保つ
  • 外からの音や振動が届きにくい工夫をする
  • 風水が気になる人は方角にこだわる

 

レイアウトのポイント
  • ベッド周りにスペースを作る
  • 必要最低限の家具だけ置く
  • 部屋の窓は南側や東側
  • 熟睡できる位置を意識してベッドを置く
  • 観葉植物やアロマ雑貨を取り入れる

寝室は、日々の疲れを癒し、新しい1日を迎える大切な空間です。心身ともに健康に過ごし、楽しい人生を送っていくためにも、自分にとって落ち着ける寝室を作り出しましょう。

 

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  • 機能性と美しさを兼ね備えた設計
  • 心地よく快適に暮らせる空間づくり

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