2025.10.15
外構の目隠しアイデア8選!庭を目隠しする注意点も解説

「家の庭を外から見えないようにしたい!」
「おしゃれに庭の目隠しがしたいけどどうすればいい?」
せっかく落ち着けるお庭があっても、外から丸見えの状態だと落ち着けませんよね。とくに不特定多数の人が通る道路や駐車場に隣接していると、人目が気になってストレスになるおそれもあります。
そんな時は、外構に目隠しできる工夫を施しましょう。外構に目隠しできる工夫をすると、安全性やプライバシー性も確保したうえで、開放的なお庭を作り出せますよ。
本記事では、外構の目隠しアイデア8選や庭を目隠しするメリット、注意点について解説します。
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1.外構の目隠しアイデア8選
外構の目隠しアイデアにはさまざまな種類があります。それぞれ違った特徴があるため、住まいにあったアイデアを選ぶことが重要です。
ここからは外構の目隠しアイデア8選を紹介します。
フェンスを施工する

外構の目隠しでもっとも定番かつ人気が高いのがフェンスの設置です。
フェンスといっても多くの種類があり、完全に視線を遮るタイプから、風や光を通すルーバー型のタイプまで、設置場所や求める遮蔽度に合わせて多様なデザインを選べます。
また、素材も種類が豊富で、天然木や人工木、木目調アルミ、スチール製などがあります。好みや家のイメージに合わせたタイプを選べば、家全体のデザインを崩すことなく統一感を出せます。
置くだけのフェンスやシェードをつける
本格的な工事は不要で、手軽に目隠しをしたい人におすすめなのが、置くだけのフェンスやシェードです。
だれでも簡単に設置できるうえに価格もリーズナブルなので、コストを抑えてDIYしたい方や、賃貸住宅にお住まいの方に最適といえます。
また、布によって日差しや視線を遮るシェードも手軽に取り付けられます。シェードは100円ショップでも販売されているため、とくに費用を抑えたい方におすすめです。
しかし、使い方によっては置くだけのフェンスは危険なケースもあります。たとえば台風や大雨によってあおられると、倒れたり、飛ばされたりするおそれがあります。
悪天候の場合には、物置に収納する、室内に保管しておくなど、使い方には注意しましょう。
樹木や生垣を植える
樹木や生垣を植えると、庭の雰囲気を損ねることなく自然な目隠しになるうえに、庭や家周辺を美しく彩ることが可能です。
また、フェンスだと少し圧迫感を感じてしまう場合もありますが、樹木や生垣であれば程よく景色が見えるので開放感があります。
ただ、放置し続けると見た目が悪くなるため、定期的なお手入れが必要です。お手入れの手間も考えたうえで検討しましょう。
物置を設置する
物置は収納だけでなく、目隠しとしての役割を兼ねることが可能です。不特定多数の人が通る位置に背の高い物置を置くことで、プライバシーを守れます。
色や素材、サイズもさまざまな種類があり、設置場所の広さや環境にあわせて選ぶと、庭の景観を保ちながら収納場所を増やせます。
物置のサイズ選びについて詳しく知りたい方は、以下の関連記事も参考にしてください。
▶︎物置のサイズ選びで後悔したくない!失敗事例や後悔しないためのポイントについて解説
ブロック塀を施工する
ブロック塀はコンクリートブロックを積んで仕上げている塀で、日本でも一般的な外構です。耐久性に優れており、物理的な防犯効果も高い目隠し方法の1つです。
近年では、化粧ブロックやデザインウォールで仕上げたり、ブロックを低めに施工してその上部をフェンスで仕上げたりするケースも増えています。
「ブロック塀を取り入れたいけど圧迫感が気になる」という人は、コンクリートブロックのみ以外の施工方法も検討してみましょう。
サイドパネル付きのカーポートを施工する
カーポートには、一般的にオプションでサイドパネルがつけられます。カーポートにサイドパネルを追加することで、車の保護だけでなく、駐車スペース周りの視線が遮断できます。
また、場所によっては雨や風の吹き込みも軽減できます。車に乗る際に雨に濡れたり、風にあおられたりすることが少なくなるので、快適にお出かけできるでしょう。
門扉や門壁を施工する

門扉や門壁を施工する方法もおすすめです。
あまり隙間の空いていないタイプの門扉を取り付けたり、高さを少し高めにした門壁を施工したりすることで、家の前の道路からの人目を遮れます。
門扉や門壁も、素材やデザインに多くの種類があるので、設置場所の環境にあうものを選びましょう。
オーニングを取り付ける
オーニングとは、建物の壁やテラスの上部に設置して、日差しを遮ったり、雨を防いだりする可動式のテント生地製の製品です。ヨーロッパでは古くから住宅や商業建築などに活用され、庭やテラスをおしゃれに彩ってきました。
日差し・雨よけに加えて、必要な時だけ広げて目隠しとしても利用できます。使わない時は巻き取って収納できるため、景観を損ないません。
また、夏場は強い日差しを窓の外で効果的に遮り、室内の温度上昇を抑えられます。その結果、エアコンの使用頻度を抑えたり、設定温度を控えめにしたりすることで、電気代の節約にもつながります。
2.庭を目隠しする4つのメリット
庭を目隠しすると周囲からの視線をカットできますが、効果はそれだけではありません。ここからは庭を目隠しする4つのメリットを紹介します。
- 開放的なプライベートスペースを作れる
- 防犯効果が高まる
- 光や音を軽減できる
- 工夫すると庭や外観のデザイン性が高まる
開放的なプライベートスペースを作れる
周囲の視線を遮ることで、人目を気にせず開放的に過ごせるプライベートスペースが作れます。
周囲から見られることがないので、気兼ねなくリビングのカーテンや窓を開けられたり、庭やウッドデッキを使ってバーベキューを楽しんだりできます。家族や友人と過ごす時間が、より自由で快適なものに変わるでしょう。
防犯効果が高まる
外から丸見えの状態だと、在宅か不在かがすぐにわかるため防犯面で不安です。視線を遮ることで中の様子が見えにくくなり、外から不在かどうか判別しにくくなります。その結果、不審者に目をつけられにくくなり、防犯効果が高まります。
また、高めのフェンスや強固なブロック塀は、侵入そのものを困難にし、侵入に手間と時間をかけさせる物理的な障壁となります。不審者は犯行に時間がかかる家を好まないので、目隠しによって防犯効果を高めることは非常に有効です。
光や音を軽減できる
目隠しは、視線以外の環境要素もコントロールしてくれます。
フェンスや生垣は、夏の強い日差しを適度に遮り、室内に届く光や熱を和らげる効果があります。そのため室内の温度上昇が抑えられ、効果的な暑さ対策となります。
また、隙間の細かいフェンスやブロック塀は、道路を走る車や近隣の生活音などを遮音・吸音する効果が期待できます。静かで落ち着いた環境で過ごしたい方にとって、大きなメリットです。
工夫すると庭や外観のデザイン性が高まる
目隠しは視線を遮るだけでなく、庭や外観のデザイン性を高める要素にもなります。
建物の素材や色にあわせたフェンスを選んだり、デザイン性の高い門扉や門壁を選んだりすることで、庭や外観のデザイン性を高められます。
単に「外構の目隠しは外から見えないようにするもの」と捉えるのではなく、「お家や庭をデザインするもの」として捉えて、理想のお家を作りましょう。
3.庭を目隠しする際の注意点
目隠しはプライバシーを守るうえで重要ですが、設置方法を誤ると近隣トラブルや自宅の居住環境の悪化につながる可能性があります。ここからは以下の注意点について解説します。
- 近隣に配慮する
- 日差し・風通しを遮らないようにする
- 圧迫感を感じない作りにする
近隣に配慮する
目隠しは、隣家との境界線近くに設置することが多いため、近隣住民への配慮が重要です。配慮を欠くと、以下のような思わぬトラブルに発展するおそれがあります。
- 隣の家の庭に生垣の葉が落ちてしまう
- フェンスを設置したら、隣の家に日陰ができてしまう
- フェンスの基礎部分が近隣の敷地に入り込んでいる
これらのトラブルを避けるためにも、目隠しをする際には近隣へ説明・相談をおこないましょう。
日差し・風通しを遮らないようにする
視線を遮りたいからといって、日差し・風通しを完全に遮ってしまわないようにしましょう。完全に遮ってしまうと、自宅の快適性や庭の環境が悪くなってしまいます。
ルーバー型フェンスや生垣は、日差しや風を適度に取り入れられます。視線以外の環境要素にも配慮して、外構の計画を立てましょう。
圧迫感を感じない作りにする
庭や外構に高い壁を設けると、閉鎖的になり、全体に圧迫感を与えてしまうケースがあります。そのため、心理的な安心感と開放感のバランスが重要です。
たとえば、庭の周囲をすべてフェンスで囲んでしまうと、圧迫感が生じてしまうおそれがあります。目隠しは、必ずしもすべての場所に必要なわけではありません。視線が気になる部分だけを効果的に遮ることで、圧迫感を軽減できます。
家や庭全体を確認して、適切なサイズ・設置場所を見極めましょう。
4.まとめ
外構の目隠しアイデアをおさらいしましょう。
- フェンスを施工する
- 置くだけのフェンスやシェードをつける
- 樹木や生垣を植える
- 物置を設置する
- ブロック塀を施工する
- サイドパネル付きのカーポートを施工する
- 門扉や門壁を施工する
- オーニングを取り付ける
外構に目隠しできる工夫をすると、安全性やプライバシー性も確保したうえで、開放的なお庭を作り出せます。紹介した内容を踏まえて、ライフスタイルに合った目隠しのアイデアを取り入れてみてください。
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