2025.06.20
注文住宅で人気!スタディスペースを取り入れた6つの実例を紹介

新築住宅を建てる際に、子供がいる家庭やこれから子供が増える可能性がある家庭では、学習できる環境を整える必要があります。
このような学習用の空間は「スタディスペース」と呼ばれており、設置のスタイルも多様です。書斎や専用の勉強部屋のような独立空間とは異なり、リビングやキッチンの一角のデッドスペースを活用して作成します。
本記事では、スタディスペースの概要と種類を解説しつつ、導入するうえでの利点と注意点についても解説していきます。
記事の後半では、スタディスペースを採用した住宅事例を紹介しているので、これから新築住宅の設計を始めようと考えている方は最後までご覧になり、参考にされてください。
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1.スタディスペースのある住まい実例
スタディスペースを取り入れた住まいの実例を見ることで、具体的なイメージがしやすくなります。これらかスタディスペースを設置しようと考えている方は参考にされてください。
キッチン近くに設置した事例

上記画像の住宅は、キッチンのすぐ隣にスタディスペースを設けた実例です。専業主婦のお母さんが近くで勉強をみられるようにキッチン近くに設置しました。
子供が2人いるため、横に並んで勉強できるように広めにスペースを確保しています。子供がいないときには、お母さんがパソコンなどで作業できるように本棚まで設置しています。
上記の住宅が気になる方は、以下のページを参考にされてください。
関連ページ:子育てを楽しむ家
一緒に本棚を設置した事例

こちらの住宅は、リビングの一部を活用してスタディスペースを設けた事例です。
本や教科書を広げられるように、デスクの幅を広くしています。また、整理整頓ができるように、机の上部に本棚を設置しているのも特徴の一つです。
照明には間接照明を取り入れているため、勉強に集中しやすいだけでなく、リビングに馴染みやすいように工夫がなされています。
バルコニーを活用した事例

上記画像の住宅は、バルコニーを活用してスタディスペースを作成した事例です。
バルコニーを広めに設計し、屋根がかかるように工夫しているため雨に濡れない設計になっています。そのため、机やソファを設置していても問題ありません。
また上記の住宅は、高い地形に建てられた住宅のため、街並みや夜景を楽しみながら読書やテレワークが可能です。
上記の住宅が気になる方は、以下のページを参考にされてください。
関連ページ:料理を中心に集う家
吹き抜けを活用したスタディスペース

こちらの住まいでは、吹き抜けの空間を活かして、高所にスタディスペースを設けた事例です。
リビングから小さな階段を上がると、下の空間を見下ろせる位置に学習スペースが配置されており、家族の気配を感じながらも集中できる設計となっています。
また、吹き抜け横の窓からは日差しが入るように設計されているため、日中は明るい環境で勉強ができるのも特徴の一つです。
上記の住宅が気になる方は、以下のページを参考にされてください。
関連ページ:緑と陽が心地いい家
階段途中に設置したスタディスペース

上記の住宅は、2階への階段の途中にスタディスペースを設けたユニークな間取りが特徴です。
デスクは掘り込み式となっており、座ったときに家族と目線が大きく離れないような工夫がされています。このスペースはリビングのすぐ上に配置されているため、家族の存在を感じながら安心して学習や読書に取り組めます。
スタディスペースの後方にも広くスペースをとっているため、休憩の時に布団を敷いて仮眠できるようにも設計しています。
上記住宅が気になる方は、以下のページを参考にされてください。
関連ページ:家族の集まる家
リビングの一角を活用したスタディスペース

上記住宅はリビングの一部にスタディスペースを設けています。
壁で仕切ることで、生活音が気になりにくくなる一方で、家族の存在は常に感じられるように配慮されています。
子供の勉強スペースとしてだけでなく、親のパソコン作業や裁縫などの集中したい作業時にも使える多目的な空間です。
上記の住宅が気になる方は、以下のページを参考にされてください。
関連ページ:内土間外土間のある家
2.スタディスペースとその他の学習スペースの違い
勉強用のスペースには、スタディスペースのほかに以下のようなタイプがあります。
- 書斎
- ヌック
- 子供部屋
書斎は、仕事や読書に使われるプライベートな空間を指し、一般的にはドアを設置して仕切られています。居住空間と完全に分けて設置する場合がほとんどで、仕事でリモートワークをする人には書斎がおすすめです。
ヌックは、書斎よりも省スペースですが、スタディスペースとは違い空間が分けられている特徴があります。スペースは小さいですが、隠れ家的なスペースでリラックスできる空間を実現できます。ヌックは窓辺や階段下に設置する方法が多い傾向にあります。
勉強スペースとしての子供部屋は、他の勉強スペースとは違い、完全に一つの部屋として作ります。勉強だけが目的ではなく、子供が遊んだり、休んだりできる空間になるため、プライバシーに配慮した部屋です。生活音などの騒音を遮断できるため、音が気になる人の場合には集中しやすい環境といえるでしょう。
3.スタディスペースを設けるメリット
スタディスペースを設置することで得られるメリットには、主に以下の3つがあります。
- 集中力が高まる
- 学習習慣が身につきやすくなる
- 家族の見守りがあるため安心感が得られる
集中力が高まる
スタディスペースはリビングやキッチンの一部に設けられるため、常に家族の存在を感じながら学習できます。
周りに人がいる安心感があるため、勉強に集中でき、わからないことがあればすぐに話せる環境であるのもメリットの一つです。
学習習慣が身につきやすくなる
スタディスペースがあることで、生活の流れに合わせて勉強に取り組めるため、学習の習慣化に繋がりやすい傾向にあります。
例えば、親が料理をしている間は勉強時間にあてるなど、生活のリズムに合わせて学習時間を確保できます。また、親子ともに学習時間の管理がしやすい点も大きなメリットです。
家族の見守りがあるため安心感が得られる
スタディスペースを設けることで、勉強中も家族の存在を感じられ、安心して勉強に取り組めます。
勉強部屋を分けてしまうと、家族がどこでなにをしているかが気になったり、一人になる不安があったりするため、家族が近くに感じられる安心感は勉強に集中するためには大切な要素です。
特に小さな子どもがいる家庭では、スタディスペースがあることでより集中しやすくなるでしょう。
4.スタディスペースがある場合の注意点
スタディスペースには良い点がある一方で、注意すべき点も存在します。主なデメリットとしては、以下の3つがあります。
- 設置にかかる費用が発生する
- 周囲の生活音が気になることがある
- 十分なスペースの確保が必要になる
設置にかかる費用が発生する
スタディスペースを設置するためには、壁や棚、机などを設置しなければならないため設置費用が発生してしまいます。
たとえリビングやキッチンの一角を利用するとしても、机や棚を設置しなければならないため、追加で費用が発生します。
しかし学習デスクを買うことを考えると同等の費用でスタディスペースを確保することもできます。一度、設計士に相談されてみるのもいいでしょう。
周囲の生活音が気になることがある
スタディスペースはリビングやキッチンのそばに作られることが多いため、人によっては料理の音やテレビの音などの生活音が気になって勉強に集中できない可能性があります。
小さな壁等を用いて音を遮る方法がありますが、すべて遮断できるわけではないので、利用する人の性格に合わせる必要があります。
十分なスペースの確保が必要になる
スタディスペースを設置する場合には、リビングやキッチンのスペースを削らなければなりません。そのため、学習スペースを確保すると、キッチンやリビングが狭く感じてしまう可能性があります。可能な限りデッドスペースを有効活用できるとよいでしょう。
5.まとめ
今回は、スタディスペースについて概要とメリット、デメリットを中心に解説しました。
スタディスペースはリビングやキッチンの空いたスペースを活用して、学習する場所を設置します。家族に見守られながら学習できるため、集中できたり、学習の習慣化がしやすくなったりする一方で、設置費用が発生したり、スペースを確保しなければならなくなったりするデメリットがあります。
新築住宅に取り入れる際は、この記事で紹介した事例を参考にして具体的なイメージを持つのがおすすめです。設計の段階で計画を立て、住宅会社と相談を進めることが重要です。
注文住宅のエソラでは、スタディスペースを設置した住宅を建てた事例がたくさんあるため、ぜひ一度ご相談ください。
デザイン性と暮らしやすさ、どちらも妥協したくない方へ
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- 世界に一つだけの特別な一邸
- 機能性と美しさを兼ね備えた設計
- 心地よく快適に暮らせる空間づくり
注文住宅のエソラは、暮らしやすさを第一に考え、理想をカタチにしていきます。まずは資料請求をして、新築のイメージを膨らませてみませんか?