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2023.04.13

  • 暮らしの講座

生活動線の種類から考える!快適な間取りの考え方

生活動線 種類

新築一戸建てを建てようと間取りを決める際には、生活動線を十分に検討しなければなりません。生活動線を考えていない間取りであれば、日々の生活動作の効率が落ちてしまい、住みにくい住宅となってしまうからです。

実は生活動線には一般的な家事動線のほかに合計4種類あり、それぞれの動線を考えた間取りにすることで生活も快適になります。

そこで、本記事では生活動線の種類について、それぞれの特徴を解説し、どのように考えて間取りを決めれば良いかを紹介します。

記事の後半では、生活動線を上手に取り入れる方法についても解説しているので、これから新築住宅の間取りを決めようと考えている人は参考にされてください。

 

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1.4種類の生活動線

生活動線は、主に以下の4種類に分類できます。

生活動線
  • 家事動線
  • 衛生動線
  • 通勤動線
  • 来客動線

それぞれの生活動線の特徴を簡単に解説します。

1.家事動線

生活動線 種類

家事動線とは、洗濯や料理、掃除などの家事をする動線を指します。例えば洗濯の場合、洗濯機が置いてある場所と干す場所との動線であったり、料理をする場所と食材を保管している場所との動線などが挙げられます。

家事は生活する上で必要な動作であり、毎日の繰り返しになるため、家事動線が考えられていない間取りであれば、ストレスが溜まり、思うように家事が進まなくなる可能性もあるでしょう。

ただでさえストレスの溜まりやすい家事ですので、間取りを決める際には必ず家事動線は考えておきたいところです。

2.衛生動線

生活動線 種類

衛生動線とは、お風呂やトイレ、洗面所などの衛生面に関わる場所の動線のことを指します。例えば、リビングからトイレに行く時の動線や洗面所からお風呂に行く動線などが挙げられます。

衛生動線で重要なことは、プライバシーが関わるため、それぞれの配置に気をつける点です。さらに、使い勝手も重要なため、洗面所やトイレの間取りを決める際には衛生動線をイメージしておきましょう。

3.通勤動線

生活動線 種類

通勤動線は、仕事や学校に行くまでの準備をする際の動線を指します。

仕事や学校に行く際に必要なものを収納できる場所を動線の中に設置するなどの工夫をすることで、スムーズに準備ができるでしょう。

通学や通勤の準備時間は、家族で重なってしまうため、できるだけ通勤動線は広くしておくと良いです。

4.来客動線

生活動線 種類

来客動線は、来客が玄関から客間まで移動する動線を指します。来客動線で重要なことは、家事動線や衛生動線と可能な限り交わらないことです。

家事動線や衛生動線は、見られたくない場所やプライバシーに関わるためです。玄関から客間を近くに設置できれば、来客動線は深く考える必要はなくなります。

 

2.生活動線を考える際のポイント

生活動線には4種類ありますが、それぞれの動線には抑えておきたいポイントがあります。よく考えて生活動線を考えておかなければ、実際に生活する時に理想の動線になりません。

それぞれの生活動線をどのように考えれば良いかを簡単に解説します。

家事動線のポイント

家事動線を考える際には、移動する距離を短くすると快適に家事ができます。そのためには、以下の3つのポイントが重要です。

家事動線のポイント
  • 水回りを集約する
  • キッチンの隣にパントリーを設置する
  • 家事室を設ける

それぞれのポイントを簡単に解説します。

 

水回りを集約する

家事動線を短くするためには、水回りの間取りを集約すると良いです。

例えば、キッチンの横に洗面所を配置すると、料理をしながらでも、掃除ができたり、洗濯ができたりします。家事は、水回りが重要となるので、集約することで移動距離が短くなり、時間の短縮にもなります。

 

キッチンの隣にパントリーを設置する

料理をする際には、材料が取りやすい場所にあると快適です。

そのため、食材を保管するパントリーをキッチンの横や後ろに設置すると、移動距離が短くなります。パントリーがキッチンから遠くなると、料理を中断して材料を取りに行くため非効率的ですので、キッチンにできるだけ近くに設置してください。

 

家事室を設ける

家事動線よりも他の動線を優先したいときには、家事室を設置するのも一つの方法です。

洗濯機や干す場所などを一つの部屋で完結できるようにすると、家事は快適です。また、家事室の隣にキッチンを設置することで、さらに移動距離が短くなるため、効率的に家事を行えるでしょう。

衛生動線のポイント

衛生動線は、プライバシーが重要ですが、使い勝手も考える必要があります。

例えば、リビングの近くにトイレを設置してしまうと、トイレの音が聞こえてしまうため、プライバシーを考慮できていません。また、洗面所とお風呂場は一緒に使用する場合がほとんどですので、隣に設置することで効率がよくなります。

衛生動線は、家族全員で使用するため、広さにも注意しておくことがポイントです。

通勤動線のポイント

通勤動線の最も重要なポイントは、複数人で同時に準備をしても問題ない広さを確保することです。

特に、洗面所の広さは重要で、複数人で使用しても問題ない広さにするだけで、快適になります。さらに、玄関近くに仕事や学校に持っていく物を収納しておくスペースを確保しておくと、無駄に移動する必要がなくなるため、快適な通勤動線となります。

来客動線のポイント

来客動線のポイントは、見られたくないキッチンやリビングを通らずに客間に移動できることです。

玄関の隣に客間を設置する方法が最もストレスがなく、来客動線としては理想的です。隣に設置できなくても、できるだけ玄関近くに客間を設置しましょう。

また、来客がトイレにいく場合も想定できるため、客間の近くにトイレを設置するのもポイントの一つです。

 

3.生活動線を考えるためには

生活動線の種類別に考えるポイントについて解説しましたが、実際にどのように動線を考えれば良いかわからない方も多いはずです。特に家事動線は生活の中心となるため、最もメインに考えたいところ。

例えばこの図面は実際にエソラで建設予定のモデルハウス図面です。

生活動線 種類

キッチン・家事室・脱衣室・浴室・勝手口の家事動線が一直線になっていることで、毎週煩わしいゴミ集め・ゴミ出しに便利です。さらに脱衣所がお庭につながっていることで、重たい洗濯物干しでもすぐに外へ出ることができます。

図面だけで住み始めてからのイメージができるようになるのが、生活導線を考える理想です。

実際に生活動線を考える際には、以下の3つのポイントを理解しておくと取り入れやすくなります。

新築をオール電化にする注意点
  • 家族それぞれの一日の動きを書き出してみる
  • 家事動線との交差を避ける
  • 生活動線にも優先順位をつけるン

それぞれのポイントを詳しく解説します。

家族それぞれの一日の動きを書き出してみる

生活動線を間取りに取り入れるためには、実際に家族がどのような動線を通って生活するかを理解しておく必要があります。そのため、それぞれの家族がどのような動線で学校の準備をしたり、家事をしたりするかを書き出してみると良いです。

実際に書き出してみるだけで、視覚化できるため、思いもよらない動線があることに気付く可能性もあります。

家事動線との交差を避ける

間取りの生活動線を考える際には、それぞれの動線と家事動線が交わらないように工夫すると良いです。

家事は生活する上に欠かせないものであり、スムーズに行えないと、ストレスが溜まります。そのため、家事の邪魔をしないためにも家事動線と他の生活動線との交差は避けるようにしましょう。

生活動線にも優先順位をつける

間取りを決める際に、生活動線の4種類すべてを取り入れ過ぎてしまうと、間取りはうまく成り立ちません。そのため、それぞれの生活動線に優先順位をつけて、優先された動線を中心に間取りを設計するとスムーズです。

特に、水回りの間取りは家事動線や衛生動線に関わってくるため、慎重に検討しましょう。

 

4.まとめ

今回は、生活動線を種類別に特徴やポイントについて解説しました。

生活動線を考えていない間取りは、無駄な移動が発生してしまい、日々の生活にストレスを感じます。そのため、4種類の生活動線を考慮しつつ、動線にも優先順位をつけながら、間取りを決めるとスムーズです。

生活動線を考えるポイントでもお見せした図面のように、計画の段階からどのような生活を送るのか、毎日を便利にするためにはどう間取りを考えればよいか、を吟味する必要があるでしょう。エソラでは生活動線を考えたプランニングを取り入れていますので、住みやすい家を作りたい方は一度モデルハウスをご見学ください。

 

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